大ヒットSFサバイバル・アクション 『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』ブルーレイ&DVD発売記念ニコ生に高橋名人と岡本吉起が登壇!

メイズ2

大ヒットSFサバイバル・アクション『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』のブルーレイ&DVDリリースを記念した特別番組がニコニコ生放送にて放送された。

スペシャルゲストに“ファミコン名人”こと高橋名人、「タイムパイロット」「モンスターストライク」を開発したゲームプロデューサーの岡本吉起を迎え、「メイズ・ランナー2」の話を交えつつ「ゲーム原作の映画」「映画原作のゲーム」そして「ゲーム化したい映画」とゲーム業界人ならではのディープなトークが繰り広げられた熱い番組となった。

■メイズ・ランナー2の感想

岡本吉起:こういった続編もので、1から2に繋がる「2がありますよ!」という感じが好きなんです。1では迷路に入る人が限られていて、時間内に帰ってこないと死んでしまう。ここがたまらなくて、何もかもが謎なところが良かったですね。2もうまくシナリオが続いていて、原作小説があるから繋ぎやすくなっていると思いますけど、週刊漫画と同じような感じでうまい所で作品が切れているなと思いました。今回も、来年公開される3に続く、思わず握りこぶしを握ってしまうようなシナリオですごく良かったです。

高橋名人:前作「メイズ・ランナー」は巨大な迷宮という設定から、1983年にパソコン用に作った「3Dボンバーマン」を思い出してとてもワクワクしました。朝開いて夜閉じる。それまでに帰ってこれなきゃ死んでしまう。一目見て「ああ、これはゲームになるな」と思いながら観てましたね。「メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮」は舞台が砂漠じゃないですか。しかも制作費が前作の2倍。さらに1で出た謎に、2でも新たに謎が追加されていくからドンドン引き込まれて面白いです。

2人は更に映画を観ていると共通して、自分がこの映画をゲームとして作ったらこうなるなと頭の中に浮かんだと発言し、ゲーム製作者らしいトークが繰り広げられた。また、ゲームのような映画である「メイズ・ランナー」シリーズにちなみ、「ゲームの映画化、映画のゲーム化」と題し、映画とゲームの関係についての特別企画が展開した。「ゲーム原作の映画」「映画原作のゲーム」「ゲーム化してみたい映画」をそれぞれ発表された。

■オススメ「ゲーム原作の映画」

高橋名人⇒「バイオハザード」
ゲームのバイオハザードって面白いじゃないですか、ストーリーもいくらでも後付出来る部分があって。この映画に関して言うと、ゲームと同じようにアクションやゾンビが発生する設定にを生かしながら、それにプラスしてストーリーが映画用に作られている所が良かったです。

岡本吉起⇒「なし。」
これには理由があるんですよ。最初は「バイオハザード」を上げていたんだけど、それは被っちゃってるし、自作自演になるし(笑)本当のイチオシは「バイオ」なんですけど、あれは会社側が「好きにアレンジしていいよ」「自由にしていいよ」と言ったのが良かったんです。会社が口を出すとか、色んなしがらみがありますけど、そういったものを切って作らないといけないと思います。そういう面から今のところあまり無いかなと。好きなゲームが映画になると、興味をもつんだけど大概がっかりするんですよ。だから今回は「なし」にしました。

■オススメ「映画原作のゲーム」

高橋名人⇒「ATARI スター・ウォーズ」
83年の時にパソコンにもこれと同じようなワイヤーフレームのゲームが出て遊んだんだけど、デス・スターの溝を飛びながら敵をやっつけるというシンプルなゲームだけどその画面を一目見ただけで、あっスター・ウォーズだ!となるので良い。スター・ウォーズってこの前出たEAのバトルフロントもそうだけど、コンテンツやストーリーを上手い具合に使ってるタイトルだと思います。

岡本吉起⇒「ゴールデンアイ 007」
映画原作のゲームって作りにくいじゃないですか、僕らも幾つか関わりましたけど、ゲームから映画にするより難しいです。その中でも唯一無二で「ゴールデンアイ」は素晴らしいです。当時、FPSというジャンルを馴染みのない日本で大人から子供まで全てに教えたという。操作も難しいし、画面もしょぼいしけど、遊びは今のどのゲームよりも入っていたし、007だった。あれを遊んで、面白くないと思う人はゲーム好きじゃないですよ。

■ゲームにしたら面白い映画

岡本吉起⇒「ハリー・ポッター」シリーズ
すでに沢山ゲーム化されてますが、自分でゲーム化したいとなるとこれです。原作者の版権チェックが厳しいのは知っていますが、あの世界観の中で違う学校の話のゲームを作ってみたい。全世界に幾つかあることはわかっているわけで、他の学校で別のストーリー、アナザーストーリーとして作ってみたいのです。でも原作者からは「ハリーはそんなこと言ってません」「そこでその人は闘っていません」ということを言われてしまうので、なかなか難しいんです。なので世界観だけ借りて、自分でオリジナルのストーリーを書いてみたいですね。

ジャンクハンター吉田⇒「コマンドー」
ゲーム化に適したポイントがたくさんあって、まず自分の娘が攫われて助けに行く、まさにそれはスーパーマリオと同じで誰か作ってくれたら絶対に大ヒットする!

高橋名人⇒「オデッセイ」
本当にこれは大好き、いまゲームで農園物があるじゃないですか、それにプラスして、水はない、空気もない、温度も低くなったり高くなる。そんな火星で農作物を作るとしたら、ゲームとしてはかなり困難なゲームになる。作っても作っても枯れていく(笑)火星でジャミラが産まれたように、火星でしか出来ない作物が出来たり、品種改良で作ったりも出来る。絶対に面白いはずですよ。

番組の最後には、ニコニコ生放送のアンケート機能を使って、これまで数多く作られてきたゲーム原作映画の人気投票企画「ゲーム原作映画総選挙」が行われた。膨大な数から9本にしぼり、その中からユーザーアンケートでNo.1作品を選定した。見事1位に輝いたのは、ゲームの世界観を見事に再現し映像化に成功した「サイレントヒル」が選ばれた。数多くのシリーズ作品を生み出した「バイオハザード」は、残念ながら僅差で2位となった。

結果発表

『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』 好評発売中!
ブルーレイ&DVD〔初回限定生産〕
価格:¥3990+税

【ブルーレイ】
■ジャンソンの報告レポート[秘密情報]
■未公開シーン集 (ウェス・ボール(監督)、 T・S・ノーリン(脚本)、ジョー・ハートウィック・Jr(製作)とダン・ジマーマン(編集)による音声解説付き)
・食糧の取り合い ・ジャンソンとの対面 ・指揮をとるミンホ ・モールを歩く ・モールでの決闘
・橋の上のテレサ ・ウィンストンを助ける ・ニュートと トーマス ・ホルヘの巣窟を歩く (ロング・バージョン)
・WCKDの兵士を襲うクランク ・ロープでの脱出 (ロング・バージョン)
・ブレンダの反撃 ・トンネルを歩く (ロング・バージョン) ・クランク・ランドに到着したWCKD (ロング・バージョン)
■砂漠の秘密:メイキング映像集
・第2ステージのはじまり ・作品の舞台づくり ・新たな仲間と敵 ・数々の試練
・クランクの造形 ・超高層ビルのアクションシーン
■NGシーン集
■VFXについて
-VFX分析 (ウェス・ボール監督による音声解説付き)
・聖域の入口  ・WCKDから身を隠す ・建物の崩壊
-VFXシーン集
・聖域の入口 ・バンカーからの脱出 ・モール ・砂漠の横断 ・雷雨 ・ホルヘの巣窟 ・トンネル / ビル / クランク・ランド ・RA・キャンプ
■ウェス・ボール(監督)、 T・S・ノーリン(脚本)、ジョー・ハートウィック・Jr(製作)とダン・ジマーマン(編集)による音声解説
■スティル・ギャラリー
-コンセプト・アート
・チェックポイント ・バンカー ・実験所 ・グリーバー ・モール
・砂漠 ・ホルヘの巣窟 ・クランク ・クランク・トンネル ・クランク・ランド ・パーティー
・RA・キャンプ ・WCKD ・WCKD兵
-ストーリーボード
・砂漠の横断 ・ホルヘの巣窟
■オリジナル劇場予告編
・オリジナル劇場予告編① ・オリジナル劇場予告編②

公式HP:http://www.foxmovies-jp.com/mazerunner/

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