トーキョー女子映画部主催「イイ女GP2016開催記念:海外ドラマファンサミット2016」湯屋敦子の生吹き替えに会場大興奮!

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女子の見方で、女子に味方する映画生活提案サイト「トーキョー女子映画部」が主催する『イイ女GP2016開催記念:海外ドラマファンサミット2016』が渋谷ヒカリエで開催された。

今回は、株式会社KADOKAWA(以下、角川) 藤田明氏、株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下、ソニー) 平石京子氏、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社(以下、FOX) 鈴木章公氏が登壇し、DVDメーカー担当者によるトークショーが行われた。

アンケートタイムでは、「何を観ようか決めるときに、A:予告編だけ観て決める、B:1話本編を観て決める」という質問をしたところ、Aが半数くらい、BはAよりもやや多い人が挙手。さらに、「途中で挫折するときはどの辺りが区切りですか?」と聞いてみたところ、「とりあえずシーズン1までは様子を観る」という人が1/4くらい、「観始めたら全シーズン観る」という人は少数、「2,3話目とか自分のテンションが下がった時点でやめる」という方が圧倒的多数で、これには登壇者一同「わかりやすい反応ですね。シビアですね」と苦笑い。ソニーの平石氏は「5話くらいで盛り上がってくる作品もあるので、ぜひ5話までは諦めずに観てください」と懇願。角川の藤田氏は「最近映画のドラマ化というのも増えていて、2時間だったものをドラマにするので途中間延びしてしまっているのも致し方ない場合もあり、途中でやめてしまうと、これからがおもしろいのにということもあります。なので7話あたりまで観てもらえるとおもしろさをわかってもらえるんじゃないかと思います」と、もう少し長く見届けて欲しいと会場に呼びかけた。

さらにFOXの鈴木氏から“ここでしか聞けない裏話”ということで「タイトルは言えないんですが、主人公が女性のドラマがありまして、シーズン2の途中で急に終わっちゃったんですよ。日本ではすごく人気があったドラマで、終わっちゃったことを残念に思っていた企業さんから、“お金を出すので、ぜひ続編を作って欲しい”というお願いをされたことがありました。いろいろな事情があって残念ながら制作には至らなかったんですが、もしかしたら日本のお金で海外ドラマが作られていたかも知れない、という事がありましたね」と秘話を明かした。

次に「海外ドラマの魅力を伝えるCMコンテスト」ということで、この日は決勝に残った7作品が上映され、業界関係者による審査と、会場女にいる性の投票により順位を決定した。見事1位に輝いたのは、京都から駆けつけた柴田沙紀さんによる「ミカクニンレバー」という作品。審査員だけの得点では2位でしたが、海外ドラマにちなんだわかりやすいオチが効いたコミカルな内容に一般票が多く集まり、逆転勝ちとなった。

そして、この日一番の目玉は『BONES ―骨は語る―』テンペランス・ブレナンや、『キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿』ケイト・ベケットの声でお馴染みで、アンジェリーナ・ジョリーの吹き替えも多数担当している声優の湯屋敦子氏によるトークショー&生吹き替え。

湯屋氏は海外ドラマの醍醐味であるキャラクターの成長ぶりについて、11年演じ続けている『BONES ―骨は語る―』のテンペランス・ブレナンを例に、「だいたい1シーズンにつき1年かけて撮っていますが、最初若くてかわいかったブレナンも結婚して、出産して大人になっていくんですね。私も同じように11歳、年を重ねていくので、だんだん声質も変わっていくし、シンクロするんですね。そういう意味でもやっていて楽しい作品です。エミリー・デシャネルも実生活で結婚して、出産されましたが、大きくなったお腹でも撮影を続けて、ドラマのストーリーもそれに合わせて作られたり、海外ドラマの柔軟な対応が素晴らしいなと思います。それだけスタッフの方にもファンにも愛されているんだなと思います」とコメント。

他の海外ドラマの担当キャラクターでも、捜査官や刑事の役が多い湯屋氏だが、やはり推理力も上がるようで、「推理力は上がりますね!これは絶対この人が犯人だとわかってきます(笑)」と語り、声優ならではの体験談を多く語った。最後は『BONES ―骨は語る―』の1シーンから、テンペランス・ブレナンの声を生吹き替え。会場中がうっとりし、感動に包まれた。

トーキョー女子映画部のサイトでは、上記イベントの模様を更に詳しく紹介し、また「海外ドラマの魅力を伝えるCMコンテスト」全7作品の動画も公開されているので、興味が湧いたらチェックしよう!

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★DVDメーカー担当者によるトークショー/海外ドラマの魅力を伝えるCMコンテスト
http://www.tst-movie.jp/hihyo_tv/tv_iionnaGP2016/tv_iionnaGP2016_EV_kaidrasummit.html

★声優:湯屋敦子さんによるトークショー
http://www.tst-movie.jp/hihyo_tv/tv_iionnaGP2016/tv_iionnaGP2016_EV_kaidrasummit2.html

★イイ女GP2016ランキング結果
http://www.tst-movie.jp/hihyo_tv/tv_iionnaGP2016_top.html

■主催:トーキョー女子映画部
■協賛(50音順):ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社/株式会社KADOKAWA/株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社/ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
■協力(50音順):株式会社ゲオ/タワーレコード株式会社/株式会社TSUTAYA/株式会社ワンダーコーポレーション(新星堂、WonderGOO)
■特別協力:日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合

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