【東京国際映画祭】SAMURAI賞はスコセッシ監督&黒沢清監督に決定!

東京国際映画祭

第29回東京国際映画祭が10月25日(火)~11月3日の期間でいよいよ開催となる。

比類なき感性で「サムライ」のごとく、常に時代を斬り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称えるSAMURAI賞。開設3年目となる今年は、『沈黙 -サイレンス-(2017)』、『ディパーテッド(2006)』、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品『タクシードライバー(1976)』のマーティン・スコセッシ監督と『岸辺の旅(2015年)』『トウキョウソナタ(2008年)』『CURE(1997年)』黒沢清監督との両氏が受賞することが決定した。

SAMURAI賞は、新しい時代への道を斬り開く画期的なフィルムを制作し続けてきた映画制作者の功績を表彰する。第1回目は北野武監督、ティム・バートン監督。第2回目は山田洋次監督、ジョン・ウー監督が受賞している。SAMURAI賞授賞式は、11月3日(木)に行われる。受賞を記念し、黒沢清監督のSAMURAI賞特別講演も同日に開催され、黒沢清監督の優れた経歴を振り返ると共に、映画制作における今まで黒沢監督が直面してきた課題などについて講演する予定。
※マーティン・スコセッシ監督については来日がないため、本人のメッセージを紹介。

■マーティン・スコセッシ プロフィール
1970年代初めからアメリカ映画界の新進として注目された。生まれ育ったニューヨークを舞台に、暴力や裏社会を描く映画が多いが、信仰、誘惑、罪や贖罪など、道徳や宗教的なテーマを通じて、社会の暗部や人間精神の奥底をあぶり出していくのが特徴。1976年に『タクシードライバー』でカンヌ映画祭パルム・ドール、2006年に『ディパーテッド』でアカデミー賞を初受賞。1970年代から90年代初めにかけてはロバート・デ・ニーロ、21世紀に入ってからはレオナルド・ディカプリオと組んだ作品が多い。1990年には映画の補修・保存のための非営利組織「映画財団」を設立。黒澤明監督の『夢』(1990)にゴッホ役で出演した。最近はテレビドラマも手掛ける。27年前から映画化を考えていたという遠藤周作原作の映画『沈黙-サイレンス-』が今年12月末にアメリカで公開(日本は2017年公開)。

■黒沢清 プロフィール
1955年兵庫県生まれ。大学時代から8ミリを撮り始め『スウィートホーム』(88)で初めて一般商業映画を手掛ける。その後『CURE キュア』(97)『ニンゲン合格』(98)『カリスマ』(99)『回路』(00)と話題作を発表。2008年の『トウキョウソナタ』では第61回カンヌ映画祭「ある視点」部門審査員賞などを受賞。その後も『岸辺の旅』(14)で第68回カンヌ映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞している。

【第3回”SAMURAI(サムライ)”賞授賞記念 黒沢清監督 スペシャルトークイベント】
日時:11月3日(木・祝)10時30分開場 11時開演(12時30分終了予定)
場所:アカデミーヒルズ49 タワーホール

【第3回”SAMURAI(サムライ)”賞受賞式】
日時:11月3日(木・祝) 
※14時開演の第29回東京国際映画祭クロージングセレモニー内で実施
場所:EXシアター六本木

『第29回東京国際映画祭』    
開催期間:10月25日(火)~11月3日(木・祝) 
会場:EXシアター六本木、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、歌舞伎座、109シネマズ二子玉川 他
オフィシャルHP:http://2016.tiff-jp.net/ja/     
併設マーケット:TIFFCOM2016(Japan Content Showcase 2016) 10月24日(月)~10月26日(水) 
チケット発売 :10月15日(土)よりticket boardにて発売開始!

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