『この世界の片隅に』祝!大ヒット御礼舞台挨拶を実施!監督補・浦谷千恵による描き下ろしイラスト第4弾来場者ポストカードも配布決定!


片渕須直監督が6年の歳月をかけて作り上げたアニメーション映画『この世界の片隅に』が絶賛上映中。

今回、これまで応援してくださったファンへの感謝の気持ちを込めて、3/18(土)新宿ピカデリーにて大ヒット御礼舞台挨拶が実施され、のんさん、尾身美詞さん、潘めぐみさん、牛山茂さん、新谷真弓さん、コトリンゴさん、片渕須直監督が登壇した。

のんさんと潘さんはW受賞となった第11回声優アワードの授賞式を終えたばかりの登壇。のんさんは「私のアフレコ収録は一番最後だったので、みなさんの声を感じながら演じられたことがすごくありがたかったなと思っていて。そのことに感謝しながら賞をいただきました。」とキャストへの感謝の気持ちを笑顔で述べた。

潘めぐみさんは「方言指導の新谷さんに広島弁を細かく指導していただいて。アフレコは予定より時間が掛かってしまいました。方言も演技も出来上がった映像を観るまで不安だったんです。だけど初号を観て、のんさん演じるすずさんの声を聞いたとき、「あ、ようやく私すみちゃんになれた」と思ったんです。」とアフレコ時の苦労、そして姉妹愛を感じさせるエピソードを披露した。

周作役を演じた細谷佳正さんは「少しロマンチックな話なんですが、良いものを情熱をもって作っていれば必ず観てくれる人はいて、大きなものになっていくんだと感じました。この仕事を始めた時から日本の一つの文化として世界に発信されるようなアニメーションに関わりたいと思っていて、おおげさな言い方ですがちょっと夢に近づいたかなと思って誇らしい気持ちです。」と感慨深げに語り、最後は観客からおめでとうを引き出す華麗なコール&レスポンスを実施。会場は大盛り上がりとなった。

また、径子役を演じた尾身美詞さんは「こんなに公開から時間が経っているのに、こうしておめでたいご挨拶ができて、これも本当にみなさんのおかげです。たくさんの方が径子さんを好きになってくれて嬉しいです。何十年も次の世代までみなさんの心の中に残り続けていっていただければ」と涙ぐみながら挨拶をしました。その後、牛山茂さんと新谷真弓さんは夫婦ならではのコミカルなやりとりを披露。コトリンゴさんも現在実施中でSOLD OUTが続出しているサウンドトラックライブの様子を語った。

片渕監督からは「(チケットが即完売してしまったこともあり)今日切符を取れなかったみなさんも含め、ありがとうございます。アフレコはみんな別々に収録したので、みんながはじめて集まれたのは初号のときで。その時も一つの家族になったという温かさを感じて感動しました。今日もまたこうして会えたことが嬉しいです。ちょっとした気の迷いがあったらこの作品は完成しなかっただろうと思うと、頑張って良かったなと思います。でも6年かかって作ったものが、たった4か月で終わっては堪らないという気持ちもあります。まだまだこれからです!」と新たな決意を語った。

また、公開20週目となる今週末3/25(土)に、第4弾の来場者特典オリジナルポストカードの配布が決定!支えてくださった方への感謝の気持ちを込めて、監督補・浦谷千恵氏がお祝いをテーマに、宴の準備で大忙しの北條家の台所をイメージして描き下ろしたもの。裏面にはこのデザインに込められた想いが記されているので、ぜひ劇場でチェックしてみてほしい。本ポストカードは3/25(土)に『この世界の片隅に』を上映している全国の劇場にて数量限定で配布される。

【ストーリー】
どこにでもある 毎日の くらし。昭和20年、広島・呉。わたしは ここで 生きている。すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19(1944)年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。 だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20(1945)年の夏がやってきた――。

『この世界の片隅に』
全国大ヒット公開中!!
配給:東京テアトル
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
公式HP:konosekai.jp

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