『VR ZONE SHINJUKU』全容発表会&アクティビティ体験レポート

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バンダイナムコエンターテインメントは2017年7月14日(金)からVR等の最先端技術を取り扱ったエンターテインメント施設『VR ZONE SHINJUKU』を新宿歌舞伎町で展開する。

■オープンに先駆け新施設の概要や設置予定アクティビティの全容が明らかに!


[取材:畑史進]

今回の発表会では、先日の体験会で発表された『エヴァンゲリオンVR The 魂の座』に加え『マリオカートアーケードグランプリVR』『極限度胸試し ハネチャリ』の2種類も初お披露目となり、いよいよ夏本番に向けてVRアミューズメントが熱くなって来ていることが伺えた。特に任天堂コンテンツ初のVRは大注目だ。

プレゼンテーションのはじめにはバンダイナムコエンターテインメント常務取締役の浅沼氏が登壇し、『VR ZONE SHINJUKU』が同社のVRオペレーション、体感インターフェイス、VRコンテンツ開発力を活かし、お台場で運営された『Project i Can』の高い満足度を引き継いで新宿歌舞伎町へのオープンに臨んだという意気込みを話し、来月7月14日にオープンすることを発表した。その後はアミューズメント事業部長の堀内氏から『VR ZONE』が今後新宿を拠点にロンドンから国内外へ幅広く展開して行くことを明かした。既に国内では次に神戸が決まっていることも発表し、そのなかでも『VR ZONE SHINJUKU』は7月の開園から閉園予定の目処としている2019年3月末までに動員人数100万人を目指していると発表した。



その後は『Project i Can』のコヤ所長、タミヤ室長が登壇しオープンから稼働するVRアトラクションとそれにまつわる概要やエピソードジョークや体を使ってユニークに説明して会場を沸かした。最初に発表された人気漫画『ドラゴンボール』のVRゲーム『ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波』では、孫悟空の代表技である「かめはめ波」を撃つという内容で、制作の際には徹底された原作やアニメ世界のリアルを研究し、悟空の姿勢から構えそこに連動して大地の振動などのギミックが可動する事を明かして観衆の期待感を煽った。また最大まで気を貯めると直径4mのかめはめ波が打てるらしいので非常に楽しみだ。

『マリオカートアーケードグランプリVR』は既存のアーケードゲームのマリオカートをベースに任天堂コンテンツの発のVRゲームとして大きな注目を浴びている。制作陣は特にパックンフラワーの迫力に注力したと話し、その他にも既存のマリオカートとはよりVR体験を追求するためにアイテムブロックを叩いてのランダムアイテムシステムを撤廃し、パン食い競走のようにぶら下がったアイテムを取りに行くという新システムを考案。手にしたノコノコの甲羅、バナナの皮も方向からタイミングまで手を使って自由に投げられると明かした。

『エヴァンゲリオンVR The 魂の座』は以前も紹介したが、3人は新人のエヴァパイロットとして搭乗し、第13使徒を倒すという内容でここでは爆発する際の十字架やミッションに失敗した祭のシーンも作りこんであることで是非注目してほしいと訴えた。

この他にも魚の食らいつきに微細な振動の調整を施した本格的なフィッシング体験を提供する『釣りVR』、ジャングルの中で生存者を探すというコンセプトで恐竜に見つかると食されるというB級感満載の『恐竜サバイバル体験』、そして自転車のペダルを漕いで羽を動かして上昇下降、グライド効果を使ってゴールを目指す『極限度胸試しハネチャリ』が発表され、家庭用ゲームでは決して味わえないアミューズメント施設ならではのVR体感ゲームが発表された。更にVRフィールドという広いスペースを使った新感覚のVRゲームも用意し、こちらは『攻殻機動隊』をテーマとしたステルス要素を含んだ4対4のゲームもオープンから少し外れた8月に用意されることが明らかとなった。

一方でゴーグルを使わない本格的な体感型アトラクションとして巨大風船の脱出ゲームも用意。こちらは鉄格子の中で制限時間までに謎解きに成功しないと本物の風船が膨らんで爆発する『巨大風船爆発ゲーム』。垂直の壁にプロジェクションマッピングを使ったクライミングゲーム『トラップクライミング』、垂直降下体験『ナイアガラドロップ』も用意されている。

気になる『VR ZONE SHINJUKU』のチケットシステムは「1day4」という予め決められたアトラクションが4つ遊べるシステムを導入。4つのアトラクションを遊び終わった後も追加で遊びたいアトラクションのチケットを購入することが出来る。入退場のシステムはは入場日時が予約制となっおり、一斉入れ替えではなく自由退場となっている。





【「VR ZONE SHINJUKU」主なアクティビティ】
(VRゴーグル着用)  
・エヴァンゲリオンVR The 魂の座
・マリオカートアーケードグランプリVR
・極限度胸試しハネチャリ
・ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波
・釣りVR GIJIESTA(ギジエスタ)
・恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル
・急滑降体感機 スキーロデオ
・ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)
・極限度胸試し 高所恐怖SHOW
・VRシネマティックアトラクション アーガイルシフト
・VR-ATシミュレーター 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎
・ガンダムVR ダイバ強襲
・近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds ※8月稼働予定!
(VRゴーグル着用なし)
・巨大風船爆発ルーム PANIC CUBE
・バーチャルリゾートアクティビティ トラップクライミング
・バーチャルリゾートアクティビティ ナイアガラドロップ


【メディア質疑応答】

Q:シーズン毎にアトラクションの入れ替えはあるのでしょうか?

コヤ所長:タイミングを見計らって変えて行く予定はあります。

タミヤ室長:大型休暇や人の流動の激しい時期に新規のアトラクションを導入します。


Q:今後世界展開も予定されていらっしゃいますが各国違うものが体験できるのでしょうか?

タミヤ室長:検討中ですが、国毎に変えて行く予定はあります。全く同じものが並ぶということはありません。


Q:お台場との違いは?

コヤ所長:みんなで来ても楽しめるということは中心的に考え、よりVRを知らない方も入っていただきたいと考えました。


Q:滞在時間は?

堀内氏:3時間を想定しています。


Q:他社との協業は?

浅沼氏:国内ではバンダイナムコのみですが、海外では様々な企業との協業を考えています。


【『マリオカートアーケードグランプリVR』『極限度胸試しハネチャリ』プレイレポート】

『マリオカートアーケードグランプリVR』は4人1セットのプレイとなっていて、各筐体にはマリオの「M」ルイージの「L」ピーチ姫の「王冠」キノピオの「きのこ」のエンブレムがあしらわれていて、それぞれのマークに対応したキャラクターになりきってマリオカートが楽しめるようになっている。

プレイ前にVRゴーグルの他、手の甲の部分にセンサーが付いたベルトを両手につけてゲームスタートとなる。基本的には一般的なVRレースゲームと大差はないが、唯一違うのはマリオカートということだ!プレイヤーの多くはパックンフラワーやドッスン、バブルの大きさに脅かされることになると思うし、遂にマリオの世界に入ることが出来るということに大きな感動を覚えるに違いない。

レースでは4名の他にワリオ、クッパも登場しおなじみのアイテムを駆使してレースを走っていくこととなる。レースの構成もピーチ城やマリオサーキットそしてクッパ城を走るように設計されており、ジャンプ台やターボ床に乗ったときのスピード感や吹いてくる風は非常に気持ちがいいし、テンションが高まってくる。

マリオカートおなじみのアイテムは風船に吊るされており従来のようにぶつかるのではなく、手を伸ばして取るように仕様が変更されている。アイテムは投げたい方向に自由に投げることや使用することが出来るので、甲羅を投げたときは本当にマリオカートを遊んでいるんだという実感に拍車をかけた。ゲームではそうでもないが意外にも後ろに投げるということが難しいので要注意だ。

『極限度胸試しハネチャリ』はサイクルマシンの様な筐体に乗ってパダルを回して上昇、ペダルを止めてハンドルを押してグラインド、ハンドルを引いて急降下という操作でゴールである天空の城に向かって行くという内容のゲームだ。
スタート地点は崖から一本橋に向かって進むことになるのだがこれが思った以上に難しく、多くのプレイヤーは橋から外れて落下することになる。ここで絶望に打ちひしがれてしまうのではなく、グラインドやペダルを回して空中に維持することがポイントでこれが出来てからが本当のゲームスタートとなるのだ。落下死等死んでしまった場合は少し前のポイントでリスタートすることが出来る親切設計となるので安心だ。

道中には横から吹く突風や上昇気流、洞窟などプレイヤーを殺しにかかるトラップが多いが最後の天空の城めがけて吹き付ける上昇気流は爽快感が凄く、滑走路での着地シーケンスは非常に楽しいので怖がらずに是非挑戦して欲しい!


【コヤ所長、タミヤ室長直撃インタビュー】

Q:任天堂初のVRコンテンツとなった『マリオカート』のVRですがどのように口説いたのでしょうか?

コヤ所長:そこ切り込んじゃうか!大丈夫かな・・・

タミヤ室長:大丈夫だと思います。今まで『マリオカートアーケードグランプリ』という作品を作らせていただいたのですが、これも10年ほどのロングランとなりましてそれ以来ずっと関係性は続いている中、次に『VR ZONE SHINJUKU』を作るとなった時にキャラクターの力を借りたいと思ったんです。「VRは凄い」と言ってもお台場のときでも限られたんです。そこで『ボトムズ』や『ガンダム』『ドラえもん』を入れるとたくさんのお客さんが入った経験から世界的に強力な世界観をもったキャラクターを入れることが最終的にエンターテインメントの裾野を広げる効果があると思ってマリオを使えるようにお願いしました。

コヤ所長:アンリアルエンジン4でマリオを作ってますからね、力を入れてます!


Q:VRマリオということで任天堂さんのチェックも厳しかったのではないでしょうか?

コヤ所長:はい、今でもチェックは続いています。

タミヤ室長:やっぱり大事なキャラクターを扱わせて頂いているので、受ける指摘は受けています。一方でこちらも起きるべくして起きたことはなるべく表現したいという部分もありますので、今までの『マリオカート』では無かった新しく踏み越えた表現をご提案し了承を頂いてと密なやり取りをしています。


Q:今回は4人のキャラがプレイアブルでしたが、今後「クッパ」や「ワリオ」の追加等はありえますか?

コヤ所長:マリカーではないですね。

タミヤ室長:現在はプレイアブルであの状態で出して、そのうちに意見を取り入れて様々な追加要素は入れたいと思います。


Q:試しにパックンフラワーにぶつかってみたんですが食べられるという表現では無かったのと、ドッスンに潰されてもペラペラにならないのがちょっと残念でしたが、今後の実装はありえますか?

コヤ所長:現在、開発は7~8割ほどでエフェクトなどは今後爆発など追加して行く予定です。

タミヤ室長:でもペチャンコはやってみても良いかもな。

コヤ所長:今回は「アイテムを掴む」というところに力を入れたからね。


Q:筐体がほしいという任天堂ファンやマリオファンは結構いると思いますが、個人で購入は出来ますか?

コヤ所長:嘘!?ほしいの?

タミヤ室長:今は少量試作の段階なので、まぁ一体あたりでもかなりの金額しちゃいますよ。


Q:バンナムさんは「鉄拳」「サマーレッスン」「テイルズ」のような強力なIPを持っていらっしゃいますが今後アミューズメントに追加されていく予定はありますか?

コヤ所長:考えてはいますが、すぐということはないですね。

タミヤ室長:まず我々はディズニーランドに行くようなお客様に「VR体験」が面白そうと思っていただくのが軸であって、そこから我々のコンテンツや他社さんのコンテンツを絡ませていくというのが順序だと考えています。

コヤ所長:それなのに『ボトムズ』はあるんだよね(笑)。


Q:外から見ていてちょっと不明なのですが、同じ会社内で「サマーレッスン」の原田さんとはVR関連でどのような接点があるのでしょうか?

コヤ所長:原田は最初『サマーレッスン』をやるとなった時は僕の部下だったんです。その下に玉置というラインが有りましてそのラインからVRコンテンツを作っていこうということから始まったんです。


Q:最初のVR制作の状況はどうだったのでしょうか?

コヤ所長:最初は鉄拳のキャラクターを使ってVRゴーグルを使って眺めていたら「気持ち悪いねぇ~」とやっていてそこからだんだんと着手していきました。そこから「アンリアルシフト」など一から始めていたので皆さんの様な驚きというものは僕らにはありませんでした。原田とはライバルというよりも一緒に企画から何から何まで一緒にやってきた仲間でしたね。

タミヤ室長:僕はこのプロジェクトには後から入った口で、お台場も企画の段階から、既に先行していた『サマーレッスン』の原田さんと玉置くんに相談していました。


Q:今後チャレンジてみたいVR体験は何でしょうか?

タミヤ室長:女性が体験したいというVRコンテンツは挑戦をしてみたいのですが、もう少し仕込みが必要だと思います。男性だけが楽しい、女性だけが楽しい、両方が楽しいそれぞれのバランスが取れればなと思います。

コヤ所長:そうですね、女性が楽しいと言ってもアイドルが出てきてきゃーとなるようなものや既存のIPに頼ったものではなくて、普通の人もあれは楽しそうと思えるものを作っていきたいですね。


『VR ZONE SHINJUKU』
施設面積:1,100 坪 (約 3,500㎡)
住所:東京都新宿区歌舞伎町 1-29-1
料金 :入場料 800円、こども(6~12歳)500円、5歳以下無料
1Day4 チケットセット 4,400円 (入場料と4種類のVRアクティビティチケットがついたセットチケットです。
各種体験できるアクティビティが異なりますので、詳細は公式HPをご確認ください。)
※VR アクティビティの対象年齢は13歳以上です。
ご利用方法:予約制 /6月16日(金)12時(正午)より予約スタート
営業開始日:2017年7月14日(金)
営業時間:10:00~22:00 ※最終入場時間 21:00
営業日:年中無休
運営委託:株式会社ナムコ
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc

公式ホームページ:http://vrzone-pic.com/

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