原作者とプロデューサーが緊急来日!『レディ・プレイヤー1』特別映像解禁セレブレーションイベント実施!


スティーブン・スピルバーグ監督が手掛ける最新作『レディ・プレイヤー1』が4月20日(金)から全国ロードショーする。

今回、本作の特別映像解禁セレブレーションイベントが東京・VR ZONE SHINJUKUで開催された。

[取材:畑史進]

イベントでは、映画公開に先駆けて原作者のアーネスト・クライン氏とプロデューサーのドナルド・デ・ライン氏がこの日のために緊急来日。また本作品が想像したこと全てが現実となるバーチャル世界を舞台にしていることから小説「ソードアート・オンライン」の原作者、川原礫氏や同作アニメの劇場版の監督・伊藤智彦氏、「キングコング:髑髏島の巨神」の日本版ポスターも手掛けた怪獣絵師・開田祐治氏、そして漫画「ワンパンマン」作画の村田雄介氏、人気YouTuberのMEGWIN、アメコミ評論家の杉山すぴ豊、VR ZONE SHINJUKUのコヤ所長こと小山順一郎氏という幅広いジャンルの人物が登壇し、熱いトークセッションを繰り広げた。

当日会場にはアーネストを一目見ようと多くのファンが駆けつけ、幸運にもイベント入場の抽選に当選したファンが会場に入ることが出来た。中には本作のテーマでもある「誰もが何にでもなれる」ということから様々なキャラクターのコスプレをしてイベントに臨む人もおり、熱気の高いムードで多くのゲストが入場。

最初に登壇したのは原作を手掛けたアーネストと本作のプロデューサーを務めたドナルド氏。登壇後アーネストは「日本のポップカルチャーが好きで来日出来てよかった」と話し、ドナルド氏は「東京には十年ぶりぐらいに来ました。再び来日できて嬉しい」と来日の喜びを話した。その後はVRやアメリカン・コミックに関する豪華ゲストが次々に登壇。一同原作の特殊性やスピルバーグ監督で彩られた自身の半生を振り返ってこのような形で参加できることの喜びを話し、アーネスト氏も「ソードアート・オンライン」の大ファンでかつ村田氏のイラストの大ファンであることを告白し、この日に会えることが出来て光栄で、まるでコミコンに来ているようだと興奮気味に話した後に本日初公開の映像を披露した。

その後はアーネスト氏とドナルド氏が『レディ・プレイヤー1』のプレゼンテーションを行い、アーネスト氏は本作の主人公と世界の構造を説明し、更に今作に登場する著名なキャラクターやモービルを熱意たっぷりに紹介した。本作の舞台となるVR世界「オアシス」の中ではアバターを作成することが出来、人々は何にでもなることができ、スター・ウォーズ、スタートレック、マクロスのキャラクターが存在し、それらの惑星も存在していることを話すと会場の歓声が巻き起こり、これに応じてアーネスト氏もデロリアンを本作に登場させた理由は、自身も現実に乗っているから作品にも登場させたと話して自身のギークぶりをアピールした。更に登場キャラクターについてはストリートファイターの春麗やロボコップ、アイアン・ジャイアント、ED-209、カウボーイビバップ、ガンダムRX-78のもいるんだと生き生きに話し、レースシーンではデロリアンだけじゃなく、アキラの金田のバイク、マッハ号も登場すると明かして会場のギークたちの興奮を更に煽った。

ドナルド氏はこの作品は壮大なSF作品でありつつ、繊細な心を描いていると評し、主役のウェイドはオアシスが素晴らしいと思いつつも現実に向き合って現実の良さ、、重要さを知っていくストーリーになっているとアーネスト氏とは対照的なプレゼンテーションを披露。アーネスト氏は自分自身の両親の世代のようにポップカルチャーに明るくない人でも、インディー・ジョーンズのように楽しめる作品になっていると自信を露わにしてプレゼンテーションを締めた。

このプレゼンテーションを受けて本日のゲストである村田氏に、「スピルバーグ監督作品として期待することは何か」と聞かれると「スピルバーグには教習が含まれていると考えている、ETは心で通じるということ、インディー・ジョーンズは西部劇の復活、今作は80年台の復活だと思うんです。僕はダイレクトな世代なので心がワクワクしました」と本作に対する期待を寄せつつ、さらに自身が新たに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のコミカライズ版を手がけ、4月には宝島社から発売されると告知してアーネスト氏と会場の期待を大いに高めた。

また杉山氏は「70年台と言うのは世界中でスター・ウォーズ、日本では宇宙戦艦ヤマトが受けて、後半に入るとスペースインベーダーが受けた。この流れを受けてゲーム・アニメ、映画が万人に等しく受けたのは80年台で、80年台はその中でもスピルバーグがカルチャーを牽引しつつ日本とアメリカのカルチャーがクロスする時期でした。現に東映スパイダーマンが産まれたのもそういうことだったんです」と本作の魅力とスピルバーグのキャリアを解説。これを受けてアーネスト氏は日本のスパイダーマンを初めて日本語版でそのまま観た時に、当時アメリカで放映されていたスパイダーマンよりクールすぎて嫉妬したものだったと振り返った

本作でこだわった点を尋ねられるとドナルド氏は「アーネストの魂や思いを忠実に再現することですね」と話し、本作には三船敏郎の顔が使われているとサプライズ情報を発信。これについて「スピルバーグが生前三船敏郎と親交があったためご家族から了承が得られたのは幸いでした」と說明。最後に「おそらく映画を観たくてヤキモキしているかもしれません、4月にはいま期待している以上のことを提供できることを保証します」と本作の期待値をこれ以上無く高めてイベントは終了した。

『レディ・プレイヤー1』
2018年4月20日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/readyplayerone/

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コメント

  1. 肉ワイルド より:

    再放送を望む男っスパイダーマン

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