キズナアイとロバート・ロドリゲスが対談!?『アリータ:バトル・エンジェル』公開記念クリエイターズセッションレポート

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【取材・文:畑史進】

2月22日に公開が差し迫った『アリータ:バトル・エンジェル』は漫画家・木城ゆきと原作の『銃夢』をジェームズ・キャメロンが手がけたことで、世界中から高い期待が寄せられている。公開に先駆け2月15日、六本木のYouTubeスペースにて、監督のロバート・ロドリゲス、アリータ役ローサ・サラザール、イド役クリストフ・ヴァルツ、プロデューサーのジョン・ランドーが登壇してのトークセッションが行われた。



この日の進行役はヴァーチャルYouTuberのキズナアイが行い、来日記者会見として珍しくも異様な雰囲気を見せた。キズナアイの呼びかけで登壇したハリウッドゲストは全員、目を輝かせながら、リアルタイムで感情や動きを見せる彼女に対して一様に、「デジタル空間に入ってキズナアイと触れ合いたい」と感嘆の声を漏らした。特にクリストフは「キズナアイに婚約してます?」と、いきなりプロポーズを申し込む微笑ましい一面も見られた。



本作は天空に浮かぶ都市「ザレム」と、そこから廃棄されたくず鉄の街「アイアンシティ」を舞台にしたSF作品で、アイアンシティで暮らすサイバー医師・イドがくず鉄の山から少女の頭部を拾い上げ、修復し、「アリータ」と名付けられて大切に育てられる。アリータは300年前に作られた戦闘用サイボーグで、アリータは戦いの中から、かつて起きた大戦の真実と、自分の命の意味を見つめ直し、2つに分断された世界の秩序に立ち向かっていくというストーリー。


■質疑応答

—CGでリアルに近い世界観を作るにはどのような苦労があったのでしょうか?

ロバート・ロドリゲス:凄くリアルな世界を作るには、演じてくれる女優さんが大切です。キャメロンは元々世界観を大切にするために映像と同じようなプロップを作って、役者が演じやすい環境を作るのです。今回も同じことをすることでそうすることで、お客さんにもディストピア感を感じていただけるのではないでしょうか?


—出来上がったアリータの映像にどの様に思われましたか?

ローサ・サラザール:最初に観たときには、自分の性格とキャラクターが反映された別の形のモノがそこにあって驚きました。まるで2人で一つの人間を作っているような感覚でした。例えるなら、CGIのモデルは車で、私はそのドライバーだと思ってください。客観的にみると非常にシュールな情景ですが、そこに私の決めたことやハートは注入されていました。


—作中イドはアリータから「人間はサイボーグを愛せるのか」と聞くシーンが有りましたが、アリータの父親として演じていたときどのような心境でしたか?

クリストフ・ヴァルツ:もし人間がサイボーグを恋する事が可能なら、サイボーグが人間を愛することも可能になることは自然だと思います。


—日本で愛されるコンテンツが世界で受け入れられるために作るためには何が必要なんでしょうか?そしてハリウッドでこの作品を実写化する理由を教えてください。

ジョン・ランドー:木城先生の作品は若い女の子が自分の中の力をきっかけに、自分自身を発見していくという普遍的なテーマで、共感が得られやすいと思いました。それをただ単にハリウッド版にするのではなく、漫画版の真髄に忠実にすることが我々の使命だと思います。


—作品を作る上で重要なマインドは何だったのでしょか?

ロバート・ロドリゲス:ジェームズ・キャメロンは先見の明を持っていて、2005年にこの作品を作ろうとしていたんですが、まだ技術的に早すぎるとして、一度プロジェクトを凍結させて技術の革新を待っていたのです。漫画を写真の様に、リアリスティックに作るには高い技術力が必要で、そのためにWETAスタジオを使ったわけです。


—原作者の木城さんとローサさんはお話されたそうですが、どのような事を話されましたか?

ローサ・サラザール:木城先生が来るという噂を聞いて、私は付箋やメモ書きをしてボロボロになってしまった第1巻の漫画を持って待っていたんです。当日彼が眼の前に現れたときには思わず、ハグしてしまうほど興奮してしまいました。すると先生は、私の耳元にアリータと話してくれましたのでもう感激です!




【ストーリー】
舞台は、“支配する者”と“支配される者”の2つの世界に分断された、謎めいた遠い未来。サイバー医師のイドは、瓦礫の中から少女の人形の頭部を拾い上げる。彼女は 300 年前のサイボーグであり、なんと脳は生身のまま生きていた。イドは、過去の記憶を失っていた少女に新たな機械の身体を与え、アリータと名付けて成長を見守る。ある日、自分の中に並外れた戦闘能力が眠っていることに気づいたアリータは、自分が 300 年前に失われたテクノロジーで創られた“最強兵器”だということを知る。逃れられない運命に直面した少女は、与えられた自分の命の意味を見つけるために、二つの世界の秩序を揺るがす壮大な旅に出る。

『アリータ:バトル・エンジェル』
2019年2月22日全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
(C) 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/alitabattleangel/



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