黒沢清最新作、映画『クリーピー』第66回ベルリン国際映画祭 正式出品決定!‏

クリ―ピー

黒沢清最新作のサスペンス・スリラー映画『クリーピー』第66回ベルリン国際映画祭に正式出品され、「ベルリナーレ・スペシャル」部門でワールド・プレミア上映されることが決定した。

黒沢監督にとってベルリン国際映画祭は、第49 回(1999 年)でフォーラム部門に出品した『ニンゲン合格』以来。同作でも主演だった西島秀俊と共に、『クリーピー』で17 年ぶりのベルリン参加を果たします。

【黒沢清コメント】
たいへん驚いています。
荒々しいスリラー映画をよくぞ選んでくれました。
ベルリン映画祭ってフトコロが深いですね。

第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、作家・綾辻行人も「展開の予想できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した前川裕の原作小説を、黒沢清監督が待望の映画化。西島秀俊、竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之ほか、日本映画界を代表する豪華キャストが集結。ある夫婦が“奇妙な隣人”への疑惑と不安から、深い闇へと引きずり込まれていく圧倒的な恐怖。日常が戦慄へと変貌する、驚愕のサスペンス・スリラー!

<ストーリー>
クリーピー【CREEPY】 ぞっと身の毛のよだつような、気味が悪い

元刑事で今は犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)は、かつて同僚だった刑事・野上(東出昌大)から、六年前に発生した一家失踪事件の分析を依頼される。しかし事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。一方、高倉が妻・康子(竹内結子)と共に最近引っ越した新居の隣人は、どこかつかみどころのない家族だった。病弱な妻と中学生の娘・澪をもつ人の良さそうな主人・西野(香川照之)との何気ない会話に翻弄され、困惑する高倉夫妻。そしてある日、澪が告げた言葉に、高倉は衝撃を受ける。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。二つの繋がりは、本当の恐怖の始まりでしかなかった―。

『クリーピー』
2016年6月 全国ロードショー
配給:松竹、アスミック・エース
(C)2016「クリーピー」製作委員会
公式サイト:creepy.asmik-ace.co.jp

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