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EnterJam > 特集
更新 2007年04月26日

総力特集「LOVEDEATH−ラブデス−」 第1弾


<Introduction>
目撃せよ、史上最大の愛の大戦争―

出逢った瞬間、恋に落ちた。3日後、彼女は姿を消した。
そして342日後、二人は再会した。それがすべての始まりだ った…
人の一生にはマラソンの折り返し地点のように、ターニングポ イントとなる日がある。
その運命の日を<クリサリス・デイ>と呼ぶ。
その日の過ごし方に失敗すると、その後の人生は最低。逆にう まく切り抜けられればバラ色−。
これはそんな一日を乗り切ろうとする、男と女の物語。

世界の映画祭を席巻した伝説の「ヴァーサス」から5年… 「あずみ」「スカイハイ」「ゴジラFINAL WARS」と大作・話題 作を連発し、今年ついに待望のハリウッド進出を果たした北村 龍平監督が2年半の沈黙を破り、とんでもない作品をひっさげ て完全復活する。
原作・プロデュースは橋ツトム。「SIDOOH」「爆音列島」「 地雷震」「鉄腕ガール」「スカイハイ」と骨太な作品を連発す るマンガ家であり、北村龍平と互いを兄弟と認め合う仲。自身 の傑作短編「69」を提供し、プロデュースを買って出た。

ラブデス、それは前代未聞のハイパー・クレイジー・ラブスト ーリー。
ルール無用、映画の全ての枠を破壊して疾走する、爆笑と熱狂 の超常体験。
炸裂するセックス、バイオレンス&ボウリング。
30人を超す豪華キャスト&ゲストが暴れまくる、もはやジャ ンル分け不可能のスーパーカオスなカタルシス!
二度とできない、ありえない! こんな映画、観たことない!

本作で主人公のサイを演じるのは、俳優として、そしてミュー ジシャンとしても活躍する武田真治。今までのイメージと打っ て変わって完璧なまでの肉体を作り上げ、ワイルドでタフ、ワ ルの匂いを漂わせながらも、どこまでもチャーミングなヒーロ ーを熱演。 そのサイを虜にし、男たちを惑わす女・シーラを演 じるのが、映画初出演にしてヒロインに大抜擢された新星NorA 。豪華俳優陣を相手に一歩も引かない強烈な存在感を放ち、新 人とは思えないその堂々とした演技で天真爛漫かつエロティッ クな魅力をふりまいている。そしてサイとシーラを追うヤクザ の組長クロガネを演じる、“2時間ドラマの帝王”こと船越英 一郎。テレビで見るその姿とは180度違う、これまでのイメ ージを完全破壊するブッ飛んだ演技で観る者たちの度肝を抜く 。 そのクロガネを支える若頭をハウンドドッグの大友康平。イ カれた極悪刑事に寺島進、池内博之、六平直政。カップルと見 れば誰かれ問わず射殺する狂犬殺し屋軍団にIZAM、船木誠勝、 川村カオリ。サイのかつての恋人を杉本彩。そして大親分に泉 谷しげる、その愛人役に吉岡美穂など個性派俳優たちが脇を固 める。さらにKAN、森本レオ、吉村由美(PUFFY)、大森南朋、 津田寛治、川合千春、八木沙織、深浦加奈子、渡辺裕之、小沢 仁志、あいはら友子、インリン・オブ・ジョイトイ、ニコラス ・ペタス、そして竹内力といった超豪華ゲスト陣があっと驚く 役柄で飛び入り参加。全員必殺、最後に生き残るのは、誰だ? 北村龍平監督のもとに集結した最高のキャストとスタッフが、 スクリーン狭しと暴れ回る、空前絶後の大暴走映画がついにそ のベールを脱ぐ。
愛のために戦え!愛のために死ね!
体験せよ、エロスと笑いと銃弾のハリケーン。
目撃せよ、史上最大の愛の大戦争。
君は愛のために死ねるか?

『LOVEDEATH−ラブデス−』

5月12日(土)より渋谷Q-AXシネマ、池袋シネマ・ロサ他にてロ ードショー!

●監督:北村龍平
●原作:高橋ツトム
●出演:武田真治 NorA 大友康平 寺島進 池内博之 六平 直政 北見敏之 IZAM 船木誠勝 川村カオリ 杉本彩 KAN  あいはら友子 吉岡美穂 泉谷しげる 竹内力 船越英一郎
●配給:デスペラード
●公式HP:http://www.lovedeaththemovie.com/

<STORY>
出逢った瞬間恋に落ち、熱い3日間を過ごしたサイ(武田真治 )とシーラ(NorA)。突然の別れから342日後、再び二人の 運命は交差する。
やって来たサイの前で、シーラは<クリサリス・デイ>という 言葉を口にした。
<クリサリス・デイ>−クリサリスとは、蝶のさなぎのこと。 人の一生にはマラソンの折り返し地点のようにターニングポイ ントとなる日がある。その運命の日をどう過ごすかでその後の 人生が決まる。失敗したものは最低の人生を、うまく乗り切っ た者はバラ色の人生を送ることになる。さなぎから蝶になって はばたけるかどうか、それが決定されるのが<クリサリス・デ イ>なのだ。
シーラにとっての"その日”は明日。そしてシーラと同じ誕生 日を持つサイの"その日”も明日だった。シーラは共にその日 を乗り切ろうと、サイを誘う。その瞬間、サイとシーラは同じ <クリサリス・デイ>を持つ運命共同体になった。

シーラの部屋へ招かれたサイ。だが部屋は異様な状況だった。 シーラは、押し入って来たストーカーをダンベルで殴り、奥の 部屋に閉じ込めたところだと明かす。そして、その男のトドメ を刺してくれれば私達は共犯、一緒にクリサリス・デイを乗り 切れる、とサイに持ちかける。ようやく話の見えたサイは、た めらいもなく凶器を手にした。

ところが、ドアを破って飛び出して来たストーカー(六平直政 )との死闘から、二人の筋書きが狂い始める。
ジュウモンジ(大友康平)率いるヤクザ集団が突然現れ、スト ーカーを撃ち殺し、シーラの奪った金はどこだとサイに問いつ めるのだ。
混乱するサイにジュウモンジは説明する。シーラは黒金会の組 長・クロガネ(船越英一郎)の愛人で、撃たれたストーカーは 実は刑事で、二人で3億5480万3500円を組から騙し取ったのだ という。シーラは拉致され、無関係だったサイも黒幕と疑われ 、有無を言わさず連れて行かれてしまう。

謎の拷問師ファーザー(森本レオ)とシスター(インリン・オ ブ・ジョイトイ)に拷問されながらも、口を割らず耐えるサイ 。だが、一瞬の隙をついて脱出し、クロガネに迫られているシ ーラを救出。二人は赤いコルベットを奪って逃げ去った。

脱出の際に股間を撃たれ、怒り心頭のクロガネは、手下のジュ ウモンジたちだけでなく、凶暴悪徳刑事のゴン(寺島進)と新 米刑事ホシ(池内博之)、殺し屋一味“ガモウ狂犬軍団”(IZAM ほか)を呼び寄せ、サイとシーラを追跡させる。クロガネの目 的はただ一つ、サイを生け捕りにしてその“息子”を自分の股 間に移植すること。

死体の山を築きながら、追跡者の手がサイとシーラに迫る。果 たして二人は<クリサリス・デイ>を乗り切って、バラ色の人 生を掴むことができるのか。

<Production Note>
         桐山勲(脚本家)
それは高円寺の飲み屋で始まった―

すべての始まりは、当時二十歳の女優、NorAとの出逢いだった 。女優と言ってもまだ一度の演技経験もない彼女を一目見て北 村龍平はその才能を見抜いた。無名のスタッフ・キャストで世 界を震撼させた「ヴァーサス」、周囲の反対を押し切って当時 無名の上戸彩を大抜擢した「あずみ」、グラビアアイドルだっ た釈由美子のイメージを一新させた「スカイハイ」、そして何 よりも自分自身の才能を見抜き、誰も成し得ないやり方でハリ ウッドまで到達したそのプロデュース能力。監督ではない、も うひとつの北村龍平の才能が、NorAという女優の中にある才能 を見抜いた。そして北村は行きつけの高円寺の飲み屋で高橋ツ トムに彼女を紹介する。「ALIVE」で出逢って以来、互いを「 生き別れの兄弟」と呼び合い、絶対の信頼関係で結ばれた男だ 。 そして30分後、驚くべき発言が高橋ツトムの口から飛び出 した。「こいつはマグマを持ってる女だ。俺が原作をやるから 、おまえが監督して主演映画を撮れ。ヴァーサスの頃に戻って 、好きなことを好きなようにやれ。自主映画だ」と。
日本が世界に誇るキャラクター、ゴジラ50周年記念作品「ゴ ジラ FINAL WARS」という超大作を完成させ、次はいよいよハ リウッド進出という北村龍平にとって、無名の新人を使って、 原点に戻り自主映画を撮るという提案は・・・面白すぎた。
わずか5年の間に6本の映画とテレビドラマ、CM、ゲーム、 コンサートドキュメントと、ありとあらゆる作品を世に放った 北村には、原点に立ち返り、再び燃えるための「何か」が必要 だった。最大の理解者である高橋ツトムはそこを見抜いたのだ った。
その場で映画をやる、と決まった。
原作は北村と高橋がかねてから映画化したいと熱望していた「 69」。運命の日に再会したサイとシーラのクールなラブスト ーリー。「シーラ役が見つかった時が、映画をやる時だ」と話 していたことが今、NorAとの出逢いによって動き出したのだ。

翌日から北村は猛スピードで動き始めた。もう一人の兄弟分で ある俳優の榊英雄に電話をかける。「ひさしぶりに暴れるぞ、 手伝え」と。「ヴァーサス」を作った時、榊英雄は主演であり ながら、助監督、制作、料理人と何でもこなした。あの頃は自 分たちで何でもやっていたのだ。北村と榊はキャスティングを 集めることに奔走する。サイを演じるのは誰なのか?北村の頭 の中には一人の俳優の名が浮かんだ。武田真治。かつてテレビ 番組で一度会っただけだが、その繊細なルックスの内に秘めた 情熱を北村は感じていた。北村は武田にコンタクトを取り、会 いに行くと、武田に原作のコミックを読ませた。「それを原作 にして自主映画を作る。相手役は演技経験のない無名の二十歳 。脚本はこれから書くからまだない。スポンサーも配給も何も 決まってないが、来月撮影に入ることは決めている。どうだ乗 るか?」なんともメチャクチャな話だが、武田は「是が非でも 」と答えた。そしてその同じ夜、偶然なのか運命なのか、北村 は一人の俳優と初めて会うことになっていた。その俳優の名は 船越英一郎。たまたまドラマで共演していた榊英雄を通じて、 家が近所ということもあり、食事をすることになっていたのだ 。かくして北村と船越は初対面で意気投合。出逢って二時間後 には北村は「船越さん、実は自主映画を撮ろうと思っている。 そんな時にこうやって出逢ったのも何かの縁。ぜひとも出演し てほしい」と出演依頼していた。船越はもちろんそれを快諾。 こうしてこのプロジェクトは始動して数日ですでにメインキャ ストの3人が決まった。

問題は脚本だった。原作はわずか42ページの短編。これをどう やって長編映画にするか?原作者でありプロデューサーである 高橋ツトムから北村への注文はただひとつ「俺の原作なんか気 にするな。褒められようなんて思うな。メチャクチャやれ。そ して10分に一度、笑いをとれ!」ということだった。高橋は 「北村龍平」というイメージから北村自身を解き放つことが必 要だと考えていたのだ。そしてこのプロジェクトを進めるにあ たって欠かせない人物がもう一人いた。プロデューサーの佐谷 秀美。北村とは「ALIVE」「あずみ」など、もっとも多く組ん でいるプロデューサーだ。今まで数々の修羅場を共にくぐり抜 けてきた佐谷は、北村のあまりにも激しく熱い映画への情熱を 誰よりも理解している一人。いきなりの電話で「ノーリミット で暴れたい。面倒なことは全部頼む」と理不尽な要求を突きつ けられても、何も驚くことなくバックアップを買って出た。

脚本と平行して準備が進む中、信じられないような豪華キャス トが次々と決まっていく。
北村が脚本を書きながら聞いていたiPodから流れてきた「ff フォルティシモ」のサビ、「愛がすべてさ」このフレーズを聴 いた瞬間、北村は電話を掴み、大友康平にコンタクトを取った 。さらに寺島進、池内博之、IZAM、六平直政といった個性 派俳優たち、北村組常連の泉谷しげる、北見敏之、船木誠勝。 難航していたユマ役にはまさかの杉本彩が決まった。そして豪 華ゲストの数々。もはや「自主映画」という枠を完全に超えた オールスター映画となってきた。

その熱気は収まる気配のないまま撮影に突入。今回が初めての タッグとなる撮影の金谷とのコンビネーションが、新たな北村 ワールドを生み出した。脚本は現場でドンドン膨れあがり、ス タッフもキャストも暴走する。とにかく面白ければそれでいい 。今までどんな「大作」だろうが「原作モノ」だろうが、相手 が誰であろうと「北村龍平」という刻印を作品に刻みこみ、大 暴れしてきた北村だが、今回の暴れっぷりは尋常ではなかった 。鎖で縛ることなど不可能な猛獣が「日本映画」という荒野に 解き放たれたのだ。既存のセオリー、キャラクター、ストーリ ー展開、そのすべての「ルール」を無視したあり得ない撮影現 場。誰もが二度とない完全なる自由な空間を楽しんでいた。鍛 え抜かれた肉体を披露し、今までのイメージを一新する武田真 治のタフ&ストイックかつコミカルな演技。イメージを一新す るといえば帝王、船越英一郎のトンデモキャラは映画史に残る 凄まじさ。北村監督から船越への注文は「一人QUEEN、ロック オペラ!」だった。そしてその船越に「天才っているんだな」 と言わしめたNorA。これだけの大物俳優達に囲まれての初演技 でありながら、何のプレッシャーも緊張もなく自由奔放な演技 と存在感を見せつけ、現場でもっとも愛されるキャラクターと なった。現場は都内から伊豆大島での長期ロケへ。朝も夜も関 係なく暴走撮影は続き、寂れたスナックでは夜な夜な、大友康 平とKANのビッグ2による夢のカラオケの歌声が響き渡った… 。

こうして完成した「LOVEDEATH」は、今までの北村作品とはま ったく違うタイプの作品でありながらも、北村龍平にしか創り 出せない唯一無二の圧倒的作品となった。
この映画に登場するキャラクターたちはみな、それぞれのいろ んな形の「LOVE」を貫いて生き、死んでいく。顔面に銃弾を浴 びようが、股間を撃ち抜かれようが、脳ミソがこぼれ落ちよう が、簡単にくたばることはない。過激極まりない描写で描かれ る様々な「DEATH」のなんとすがすがしく潔いことか…。そし て登場人物のほとんどが死ぬというのに、この徹底的にポジテ ィヴなエネルギー。これこそは「映画」という戦場で、スタッ フへのキャストへの、そして作品そのものへの比類なき「LOVE 」を武器に戦い続けてきた北村龍平監督が辿り着いた新たなる ステージ。新たなる伝説の幕開けに違いない。




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