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更新 2008年05月08日

ホラー秘宝

キングレコードが贈る新しいレーベル“ホラー秘宝”。
新作、旧作問わず毎月1、2本ホラー作品を発売!新しいホラーの楽しみ方を提供する企画!

キングレコード プロデューサー山口幸彦氏インタビュー【後編】

先週に引き続き、プロデューサー山口幸彦氏にインタビュー後編をお贈りします。
いけにえGIRLのRioさんについて、山口氏とホラーとの歴史などインタビューしました。<前編を読む>


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インタビュー (05:38)

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Rioコメント(00:10)


──“いけにえGIRL”にRioさんを決めた理由は?

山:“いけにえGIRL”というマスコットを作ろうと思い、何人か候補がいたんです。ホラーとエロスとかはすごく密接なので、容姿が麗しく、スタイリッシュであり、セクシーさも兼ね備えている、Rioさんに決めました。

──Rioさんは毎月DVDリリース時にイベントなどするのでしょうか?

山:やりたいんですけどね、Rioさんがお忙しいので…。定期的にRioさんに出てもらってなにかやりたいですね。
ホラーの範疇からはずれちゃうんですけど、僕がもうひとつやっている邦画のシリーズで『援助交際撲滅運動』という作品があるんです。今度新作を作るんですけど、今まではエロス色が強かったんですけど、今回バイオレンス色をかなり強くしていて、その作品のヒロインがRioさんなんです。凶器を持って人を殺したりとかやってもらっています(笑)今回は、けっこう『ホステル』とかの影響を受けていて、拷問系な感じになっています。今後、ホラー秘宝とのリンクがあるかもしれないですね。

──山口さんとホラーの歴史をお伺いしたいのですが、最初に観たホラーや最初に影響を受けた作品はなんですか?

山:僕が最初に恐怖を感じた映像作品は、ホラー映画ではないんですが、ウルトラシリーズなんですよね。僕の小学生のときは『ウルトラマンレオ』がリアルタイムだったんですよ。その中に“アトラー星人”という宇宙人が登場する回があって、それが今で言うJホラーなんですよ!最終的には巨大化するんですけど、それまでは人間の等身大の姿なんです。それが空中を浮遊してベランダの窓から人を探すという怖いシーンがありまして…。それが原点かもしれないですね。だから、あまりホラーと特撮に対しての区別はなくて、異世界の人、獣、怪獣なりに対しての共通の憧れみたいのものがあるんだと思います。ただ、本当にホラーが好きになったのは、高校生くらいのときかな。スプラッターブームだったんですよ!『死霊のはらわた』とかはリアルタイムで劇場で観ていました。

──東京国際ファンタスティック映画祭には行きましたか?

山:行ってましたね!しかも一人でオールナイトに(笑)土曜の夜とかに開場前、一人で並ばされてて心細いんだよね〜(笑)。不思議なことに、当時、僕が行ったホラーのオールナイトに山口雄大監督とかも一人で行っていたらしく、山口雄大監督とは現在一緒にホラーの仕事をしていますし、それってすごいことだなと思います。

──ホラー映画っていかにイベントやお祭りムービーかってことですよね。

山:そうですね、だから、当時の東京ファンタスティック映画祭は、みんな「ワーワー、キャーキャー」言ったり、拍手したりして観ていたじゃなないですか、でもあれが、一人だと恥ずかしいんですよね。

──ホラー映画は一大ムーブメントでしたからね。

山:おもしろかったな〜。だって、あの時って、最後の4本目なんて、朝の5時くらいから上映していましたよね。終わったら、7時、8時なんですよ(笑) あの頃映画祭で観ていた『ブレインダメージ』をDVD化できるなんて嬉しいですね。

──今後、ホラー秘宝でシナリオを募集して、新人発掘プロジェクトとかどうですか?

山:そういうのもありですね!監督のセンスってもちろん大切なんですけど、海外の作品を観ていると、シチュエーションがどれだけ独特か!襲ってくるものがどれだけ、独特の存在なのか!っていうのも練りに練られているなって思うんですよね。

──ホラー映画ってワンテーマ勝負たど思うんですよね。ちょっとしたアイデアがあれば、あとは脚本家が作り込んでいけますし。そういう企画ができると面白いですね。

山:そうですね。シチュエーションやどういう設定か、そういうのだけでも変わりますよね。例えば、ホラーショートフィルム映画祭とかやるのもおもしろいですよね! 世界中にファンタスティック系の映画祭って結構いっぱいあって、日本では紹介されづらいホラー映画で良質な作品がいっぱいあるんですよ。そういうものを少しでも多く見つけてきて、海外のファンタスティック映画祭に行くのは大変なので、ホラー秘宝でそれを体感できるようになればいいなと思ってます。世界中に年間何百というホラー映画が作られているけど、その中で日本に紹介される映画は何本あるんだろうと考えると、ホラー秘宝の使命は大きいなと思います(笑)。知らない作品だけど、ホラー秘宝だから買う!って事になってくれると嬉しいですね!90年代の作品でも、いい作品いっぱいあるしなあ。 ──90年代初期って、ちょうど『羊たちの沈黙』が出てきたから、猟奇殺人ものにいっちゃったんですよね。それで、ホラーが現実離れしちゃってるってことで追いやられちゃったんですよね。

山:『ブレインデッド』もその時期の作品だしね。いいものは眠ってると思うんですよ。

──今、ホラー秘宝以外にもホラーレーベルがありますよね。ホラー秘宝ならではのものとは?

山:ホラー秘宝のテーマは、“新作、旧作やります!しかも邦画もあるよ!”ってかんじです。 マニアックな作品だけでなく、メジャーな作品、劇場公開したホラー映画とかもリリースして、広いスタンスでやっていきます。10月には新作のゾンビ特集をやろうかと思ってます。ギリシャで初めて作られたゾンビ映画とかあるんですよ!こういうちょっと違ったゾンビ映画も紹介していこうと思っています。他にも監督でくくったりなどいろいろテーマを作ったりしてね。今後、いろいろなホラーの楽しみ方を提供していくので、毎月楽しみにしていて下さい!

山口幸彦
1968年生まれ。1992年にキングレコード入社。主な代表作『援助交際撲滅運動』『もうひとりいる』『怪談新耳袋劇場版』『援助交際撲滅運動 地獄変』『怪談新耳袋 幽霊マンション』『まいっちんぐマチコ!ビギンズ』『おいら女蛮』『怪談新耳袋 ノブヒロさん』『MEATBALL MACHINE』『コワイ女』『恋する日曜日 私。恋した』『幽霊VS宇宙人 第3弾』など、数多くの作品を企画、プロデュース。現在『援助交際撲滅運動』、『怪談新耳袋』の最新作を製作中。




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